巨匠、柴田昌弘氏のＳＦ傑作短編集。
柴田昌弘氏の作品は大好きで、特に赤い牙シリーズは5回は読み直したほどです。
アニメもLD買いました。DVDかブルーレイでの発売も切望してます。。。
この短編集も十数年ぶりに読み返しましたが今読んでも面白い。
4つの短編が収められてる。
・ナノ・セクター<沈黙の街>
・闇の穴
・水の中の猫
・悪意の谷
表題のナノ・セクターだけは少年が主人公だけど他は少女漫画らしく高校生くらいの女子が主人公の物語。
短編だと少し書いただけですごいネタバレになりそうなので詳細は書かないけど、
4つとも各全1巻くらいのボリュームで読みたい!と思わせるくらいの濃い内容を30ページ以内に凝縮してあって読み応え抜群。
細かいとこを読者の解釈に任せて投げてる感じもなぜか心地よい(笑)
それとやっぱりこの絵がいいんですよね。
