UNIX magazine 最終号(スラッシュドット・ジャパン)


UNIX magazineが最終号だそうで。
私は一回くらいしか読んだことないけど最近はどんな記事載せてたんでしょうね。
ネタあったのかな。

それで思い出したんだけど、うちにはインターネットマガジン創刊号がある。(UNIXマガジンとはあんま関係ないね)

久々に読みたくなったので探し出してみた。

パソコン通信オタクだった当時、わくわくしながら読んだ本だ。



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この本読みながら、インターネット接続したいなぁ、なんて夢みてたんだけど、、、

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半端じゃなく高かったのですよ当時(画像クリックしたら拡大されます)
初期費用3万円で、接続1分30円とか。
1日10分ずつでも月9000円ですよ。
毎日1時間以上接続してたらすぐ10万オーバー。

しかもインターネット接続料金以外に電話の通話料金が必要。
フレッツなんとかは当時なかったですよ。夜中定額のテレホーダイってのはあったけど。

そんな中、格安な料金で登場したのがベッコアメとリムネット。


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リムネットは接続料5千円、月会費1800円で、
7時間半まで接続できて、それを超えたら3分10円。

これくらいなら接続したあとwebページ、ニュースページ表示されたらすぐに電話回線切って、時間節約しつつ使えばなんとか月1,2万でおさまるかなぁ・・と思いつつも、当時ニフティサーブ(パソコン通信)に2万、NTTの電話料金に2万ほど払ってたので、それでも金銭的に厳しかった。学生だったもので。

ベッコアメのほうは料金書いてなかったんだけど問い合わせたら年会費、接続料込3万円で使い放題!
1ヶ月じゃないですよ。年間3万で使い放題。当時は神のごとき安さでしたよ。
テレホーダイで夜中に使いまくってもOKだった。
他社なら使いまくったら1ヶ月で何十万とかかりそうなのにベッコアメなら年間で3万。まさに神。ヤフーBBの価格破壊なんてこれに比べたらインパクト0ですよ。

ただしベッコアメは最初、私の住んでた大阪にアクセスポイントがなかったんですけどね。

ちくしょう、とか思いつつ、悶々とした日々過ごしてたら、わりとすぐに大阪のアクセスポイントも追加されたので即効で申し込んで、夜中のテレホーダイタイムはインターネット三昧。


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ついでに2号も見つけた。

WWW大航海記
Mosaicで21世紀のマゼランになれ!

すごいキャッチコピー。
でもほんとにそんな感じだった。
外国人がつくったサイト見るだけでどきどきしてましたよ。
アメリカ人に送ったメールの返事きた! とかだけで狂喜乱舞してましたっけ。

今は大航海ってほど大変じゃなくて、ネットサーフィンでしたか。
あ、ひょっとするとサーフィンも古いのかな? よくわからん(笑)

ちなみにMosaciはこの本に付属のCDに入っててPCにインストールはしたものの、それでインターネットにつなげる状況になるより前に、ネットスケープが登場して購入したので、私のインターネットデビュー時のブラウザは、ネットスケープ1.1。


そのあとパソコン通信よりインターネット使う時間のほうがだんだん多くなってきて、96年末あたりからホームページなんぞ作っちゃったりしてそんなこんなで今にいたる。

どっかのコメント欄でも書いたんだけど、インターネットアーカイブに当時のサイトのアーカイブが残ってたのはうれしかったなぁ。
97年のが残念ながら残ってないけど。あの当時はアニメ監督や漫画家などいろんな人からメールもらって毎日のように刺激的なインターネットライフしてました。

http://www.bekkoame.or.jp/~neruofu/
http://www.bekkoame.ne.jp/~neruofu/


・・・こんな昔話ばっか書いてたらおじいちゃんになった気分ですな。
終わりがないのでこのへんにしとこ。

書いてて思ったけど最近はネット生活が当たり前になっちゃってて刺激が足りない。。。

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